ハーネスの使い方を特別教育で学ぶ

ハーネスに正しい使い方は特別教育に参加しないとわかりません

購入したときに説明書がついてますが、それだけでは不十分です。

特別教育は認可を受けた教育機関が実施するプログラムです。

では特別教育に参加しないでハーネスを取り入れるならどうなりますか。

下手をすれば大惨事にもなりかねません。

作業を行う際は安全に注意を払って行う必要があります。

ハーネスと聞くと、犬の散歩に使うものをイメージするかもしれません。

確かに犬の散歩に使うものと非常によく似ています。

つい最近までリードが使われてきました。

しかしリードは首を痛めてしまうので、今ではほとんど使用されていません。

人間もそれと同じで、命綱だけではホールド力が弱いことがわかっています。

考えてみれば命綱と言うものは非常に作りがシンプルです。

ただのロープとも言えますがそれで人の体重を支えることができるとは考えにくいことです。

もちろん少し前まではメインで用いられてきました。

高い所で作業する際には必ず使うことが義務付けられています。

高いところに登るだけでも大変なのに、そこで作業すると言うのは危険が伴います。

社会にはなくてはならない貴重な仕事です。

収入が高いと言うわけでもありませんから、多くの人の自己犠牲の間に成り立っています。

世の中に不必要な仕事は無いと言われますが、高所作業員もその一つです。

後継者不足が問題になっているのも当然です。

危険が伴うきつい仕事を若い人が嫌がる傾向があるからです。