職長になるための職長教育を受講する方法
職長とはさまざまな事業者が集まって一つの仕事を行う建築現場において、作業員を統括する重要な役割を担っています。
この職長に昇進した技能者は最初に現場に入る前に職長教育を受けることが労働安全衛生法で義務付けられています。
職長教育で学ぶのは現場で作業員を指揮・監督するための心構えや方法、作業員の安全衛生に関する知識で、作業方法の決定や労働者の配置、指導や監督の方法、危険性や有害性の調査、異常時の措置、労働災害防止活動など合計で12時間以上の教育を受けます。
これらの職長教育を受けるためには講習、通信講座、出張講習などがありますが、その中でも最もおすすめなのが技術技能講習センターです。
同センターではこれまで建築現場で必要となるさまざまな技能講習や教育を行っており、数多くの人材を送り出してきた実績を誇っています。
東京、千葉、神奈川を中心に開設されているセンターの他にも出張講習も受け付けており、日頃の業務への支障の無い方法を選択できます。
また、教育修了後には5年以内に再教育を受けて能力向上を充実することが法律で義務付けられていますが、その再教育も同センターで受講することが可能です。
それぞれの講座は技術技能教育センターへ電話で問い合わせるか公式ホームページからも申し込むことができますが、申し込みフォームからは1度に最大6名まで申し込むことが可能で、会社の職長就任予定者をまとめて受講させたい場合に便利です。